シーズンオフの野球界、殆どの選手が契約更改を済ませ今は自主トレに入っているが、その中で、度重なる球団との交渉も不調に終わりオリックス退団の決まった中村紀洋選手の話題がスポーツ紙を賑わしている。今オフを通じて感じるのは、中村選手に限らず単に年俸云々ではなく、シーズン中の怪我の公傷扱いとか選手の個人情報の取扱いやどんな発言をしたかなど・・・現実的でない部分のトラブルが契約更改の障害となっていること。
そんな騒動の中、同僚であった清原和博選手が自主トレ先のアリゾナから中村選手に「頭を冷やせ」と国際電話を入れていた記事が目に付いた。「やっぱり野球選手は野球でしか表現できない。グラウンドで結果を出すしかない。」と。
野球人でなくても同じことがいえるのではないか?ともすると、思い通りに事が運ばなかったりしたときに不満に感じてしまう自分がいるが、自分にとっても、現在の環境とクライアントがあるからこそ生きていける訳で、これらを失ってしまったら何もできない事を忘れてはならない。そんなことを再認識させられる記事であった。
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