12.23 マンションのパンフ配り

穏やかな祭日。
とある駅前の地価へ下りる階段口。
マンションのパンフ配りに不動産会社の若いサラリーマンが数人立っていた。
・・・・・・・・まあ自分には関係ないが･･････
この不況下、特に不動産業界には厳しく、つい先日も事務所の近くにマンションギャラリー(モデルルーム)をオープンしていた2部上場のＮ社が倒産したばかり。そんな状況下で、休日を返上してでも一軒でも売れ残りを捌こうとするのは当然のことだろう。

ビラ配りご苦労さん・・・・・・・・・・関係なくても1枚でももらってやろうか・・・・・・・・と思って前を通ったが、
何とか配りきろうというような様子は感じられず、仲間で談笑している。
これでは、サラ金のティッシュ配りのアルバイトと同じではないか！

「こんなんでいいんか？オマエラ！」と口には出さなかったが他人事ながら感じた。
経営陣は在庫と心中しないよう戦々恐々としているはずなのに、末端の社員には伝わっていない。
会社が倒れれば、明日から路頭に迷うかもしれないのに････････････

来年はもっと寒い1年かもしれない。