03.05 チョコレートヒル

昔 スキーをしていた頃のはなし

先輩に連れられて
リフトを乗り継いで

頂上の手前まできて

「次はあそこ行くぞ！」と言われて

どうみても絶壁にしか見えない上級コースを見上げて

物おじしたもんだった

斜度25度にもなると
下から見上げると

70度から80度に見えるもんだ

そんなこと有り得ないことを
頭ではわかっているのに・・・・・


しかし

実際に滑り始めてしまうと 転びながらではあるが 何とかなってしまう


みなさんも
そんな経験ありませんか？


仕事もおんなじた

凄く険しい山の様に感じられる業務も

それは 最初のハナシ

人間には

学習能力ってのがあるので

繰り返していくうちに

無用な不安から解放される

さらに

経験を

重ねていけば

初めてのケースでも

過去の似たような事例や人から聞いた話などを

頭の中で組合せることによって

作業に取り掛かる前から 落とし所が見えてくる


いつも読ませていただいている バンドメンバーのブログに

「どうすればいいかがわかった時点で 業務の八割方は終わったようなもの」という趣旨の書き込みがあったが

同じような意味だろう



ただこの時期

険しくて高い山は流石にないが

作業に時間を要する小さな丘が連なり

行けども行けども変わらない景色には

流石に疲労を感じる


ちょうど
ボホール島の
チョコレートヒルのようなイメージ


あと十日か

ガンバロ！